【リハ学生・看護学生必見】国試勉強のモチベーションの保ち方3選

PT学生向け


  こんにちは^^   

理学療法士のリハぞうです。

今回は、勉強のモチベーションが上がらない「あなた」に向けて、私が学生時代に実践して“効果のあった”方法や、勉強のやる気を引き出すための考え方やヒントをお伝えできればと思います。特に最後は一番お伝えしたい項目なのでぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

それでは早速いきましょう!

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①試験に受かるためではない!「〇〇のために勉強する」考え方

資格取得やテストに受かることが“ゴール”では無い

目の前のテストに受かるため、単位を取るため、何とか留年しないように、といった意識で勉強に臨んでいませんか?

実際私もそうでした。もちろんその意識も大切ですし、ほとんどの学生がそうだと思います。でも、医療が発展し続ける以上、我々医療従事者は就職後も勉強し続け自身の知識・技術をブラッシュアップしていかなければなりません。

つまり、「将来の担当患者のために勉強する」意識を今の時期からもつことが大切です。

そうすることで、テストに受かるための短期的なゴールではなくなります。「将来の担当患者のために勉強する」ことで、その場しのぎの短期的な記憶ではなく脳に記憶が定着しやすくなるため、将来現場に出ていざという時に記憶の片隅から引き出しやすくなります

あなたがその職業を志したあの日

あなたがその職業を志したきっかけはなんですか?

いつかは夢を叶えて「患者様のため、人のため、家族のため」、「あんな看護師さんになれたらな」「理学療法士になってあんな風に人の役に立ちたい」「患者様に感謝されたい、笑顔を見たい」。

そんな風に思ってその職業を志したと思います。

今やっている勉強は決して無駄ではありません。あなたが将来患者様との関わりの中で行き詰まった時や悩んだ時のヒントにきっとなるはずです。

未来の担当患者があなたを待っている!!

実際私は、患者様との関わりで悩んだ時や、思うように患者様の状態が良くならない時、「ああ、もっと自分に知識があったらな、もっと勉強してきてたらな。」そのように思うことは就職してから何度も経験してきました。

あなたの知識不足・技術不足のせいで、患者さんの笑顔を見る機会を損失することになるかもしれないのです。

逆にいうと、あなたのこれからの勉強次第で、「あなたの手で患者さんの状態が良くなる、救える人が増える」可能性がある、ということです。

あなたは、将来の患者さんにとって唯一の担当、唯一の先生になります。

目の前で「自分の力で患者様が良くなっていく、笑顔が増えていく」と、仕事へのモチベーションがまるで変わってきます、心の底から「この仕事やってて良かった!」と思います。

自分の明るい未来のために、充実した毎日が過ごせるように、良い未来を想像しながらぜひ頑張っていきましょう

②自分よりも少しだけ“〇〇な人”と一緒に勉強しよう

ここからは、勉強するときの「環境面」についてお伝えします。

結論、ズバリ自分より“少し勉強できる人”と一緒に勉強しましょう。

ここでは「少しできる」というのがポイントです。詳しく説明していきます。

優秀すぎる人と一緒に勉強してしまうと…?

勉強が出来すぎる人、いつも高得点を取る人、つまりクラスでも1番、2番の位置にいる人です。そんな人が身近にいたらとても心強いですよね。しかし、いるに越したことはないですが一緒に勉強することでかえってマイナスな影響もあると考えています。

理由としては、

・圧倒的な知識量にかえってやる気を失う。
・説明についていけず理解が追いつかない可能性
・置いていかれる不安

勉強が出来すぎる人と一緒にいると、その人と自分との差が明確になり、かえってやる気やモチベーションが失われてしまう可能性があります。

そこまで成績の悪い人でなくても、優秀な人が隣にいることで「自分はこんなことも分からないなんて」というように無意識のうちに「焦り」につながってしまいます

結論、「勉強が出来すぎる優秀な人」には近すぎず遠すぎず、適度な距離感で分からないところを質問しに行くくらいがちょうど良い⭕️と思います。

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逆に“勉強が苦手”な人と一緒に勉強すると…?

逆のパターンではどうでしょう。

成績があまり良くない方と勉強することで、

・だらけてしまう
・引きずりこまれる
・成長スピードが遅くなる
・誘惑に負ける可能性

このようなパターンが可能性として考えられます。

更なる高みを目指そうとした時に、まだゴールや目標に達していなくても周りに合わせて「これでいいや」と現状に満足してしまう可能性があります。

自分より“少し賢い人”と一緒に勉強することで

そこで、自分より“少し賢い人”と一緒に勉強するとどうでしょうか。

・アウトプットを聞いてもらうことで更なる記憶の定着
・良き仲間・良きライバルとして切磋琢磨できる
・ちょうどいい競争心が生まれる

超えられるか超えられないか。ちょうどいいレベルの方が近くにいることで、適度な競争心が生まれ、切磋琢磨しながら更なる高みを目指せると思います。

またほとんど同じレベル同士、学んだことをアウトプットし合うことで、学んだ内容の再確認ができます。記憶はインプットよりもアウトプットする方が遥かに記憶に定着する、と言われていますよね。

アウトプットする前提で勉強することで、勉強効率が更にアップすること間違いなしです。


  周りの人も巻き込んで
  勉強がはかどる“最高の環境”を整えよう!  

③最悪の結末を想像する

これは、私自身よくやっていた方法ではありますが、人によってはマイナスな効果もあるかもしれないので、ご自身で判断して下さい。

合格発表当日、想像して下さい。

通常、国家試験が終わると改めて学校に集まり、クラスメイトで自己採点をし合う、もしくは帰り道で友達同士確認し合う、のが一般的だと思います。正式な発表は少し期間が空くものの、大体の自分の点数は試験後すぐに分かるものです。

例えば、国試勉強を一緒にやってきた仲良しグループで自己採点をしたとして、周りのみんなは余裕を持ってボーダーに達している。その中自分だけ達していなかったとしたららどうでしょう。

国家資格を取るために入学し勉強してきたのにもかかわらず、こんな最悪な瞬間は迎えたく無いと思います。もちろん自分は悲しいですし、周りは気を使いますよね。

勉強のやる気が出ない時は….

勉強しないといけないのに、どうしても怠けてしまう、やる気が出ない。そんな時は、合格発表当日、自分だけ不合格、周りの皆は合格して喜んでいる、そんな「最悪の瞬間」を想像してください。

頭の中でなるべくリアルに、鮮明にイメージしてください

高い学費を払って勉強したものが、「今その瞬間」自分への甘えによって、全て水の泡になってしまいます。それだけではなく、いつも勉強を共に頑張ってきた友達や、クラスメイトに向ける顔がなくなってしまいます

そんな最悪のケースは避けたいですよね。もしやる気が出ない時や怠けたくなってしまう時は、この方法で今すぐにでも机に向かいたくなるはずです。

おわりに

いかがだったでしょうか。

この記事が未来に向かって勉強を頑張るみなさんのモチベーションにつながれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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