「若いうちに価値観をぶっ壊したい」
25歳の僕がインドに一人旅を決めたのは、ただの旅行欲ではありませんでした。
「若い今だからこそ価値観をガラッと変える体験をしたい」
そう思ったときに、頭に浮かんだのがインドでした。
インドは以前から訪れたい国の一つで、時々インドについて海外系YouTuberの動画を見ていました。今回たまたま私生活や仕事などでタイミングが運よく重なり、念願だったインドを訪れることが出来ました。
なぜインドだったのか?
ヨーロッパやハワイのように整った観光地ではなく、あえてインドを選んだ理由。
それは一言でいうと「非日常、カオス、異世界」を肌で感じられると思ったからです。
- 車、バイク、リキシャ、牛、人が同じ道を歩く。
- スパイスと排気ガスが入り混じった強烈な匂い。
- クラクションが鳴り止まない街の喧騒。
“何が起こるか分からない、人生観が変わる”と誰もが口を揃える国。
逆にその予測不能さに惹かれました。
「人生観が変わる」とはどういうことなのか。実際自分の目で確かめたい。そして、死ぬまでに訪れたかった国の一つだけど今の若い時だからこそ得られる学びがあるはず。
そう確信して、僕はチケットを取りました。

ちなみに、私が海外に行く際はツアーではなく「全て自分で手配する」ことにこだわっています。
これを読んでいる皆さんにも余裕のある限りぜひ自分で全てやってみて欲しいです。色んな意見があるかと思いますが、ツアーは便利ですがそれ以上のメリットが圧倒的に多いと思います。
詳しくはこちら↓の記事で解説しているので覗いて見てください😊(2~3分ほどでサクッと読めます)
空港を出た瞬間の衝撃
那覇空港から香港を経由して約9時間、インディラ・ガンディー空港到着。
入国審査を終えて、スーツケースを押しながら自動ドアを出た瞬間。
全身を殴りつけるような匂いが僕を迎えました。ちょうど9月でインドも夏真っ最中だったこともありスパイスの香り、排気ガス、汗の匂い…それが熱気と混ざり、むせ返るような空気を作っている。
耳を澄ますと、そこかしこで鳴り響くクラクション。
日本では「危険を知らせる合図」だけど、ここでは「とりあえず鳴らすのが基本」らしい。
そして目の前の光景。
バイク4人乗りが猛スピードで走り抜ける横を、堂々と牛が歩き、路肩では物乞いをする子どもたちが寄ってくる。
正直「やばい国に来てしまった」と冷や汗をかきました。
でも同時に「これを求めてきたんだ」と心が震えた。

一人旅だからこそ気づけたこと
もし誰かと一緒なら、怖さや驚きをシェアできて少しは安心できたかもしれない。
でも一人旅だからこそ、五感すべてが研ぎ澄まされました。
- この道を渡るのは危険か?
- この人は信用していいのか?
- 自分は本当にやれるのか?
すべてを自分で判断しなければならない。
その緊張感が逆に、心の奥から自信を引き出してくれる。
ここで僕が強烈に学んだのは、
👉 「孤独は不安じゃなく、自分を大きくする力になる」ということでした。

読者へのメッセージ
インドの空港を出ただけで、僕の常識は揺さぶられました。
「安全で当たり前の日常」がどれだけ特別なのか。
「予測不能な環境」に身を置くことでしか得られない学びがあること。
これは、インドだけじゃなく、どんな挑戦にも言えると思います。
守られた日常を一歩飛び出すだけで、世界はこんなにも違って見えるんです。
次回予告
空港を出て「カオスの入り口」に立った僕。
しかし本当の衝撃はまだ始まっていませんでした。
👉 次回は【深夜のデリー駅で遭遇した初めてのインドの衝撃、詐欺集団に追い回される編】。
次回インドのリアルな洗礼をお届けします。
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