インド駅での衝撃体験。列もルールも通用しない世界!?

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こんにちは😊9月にインド一人旅を終えて帰ってきました。とても強烈で最高な経験ができたので、インドでのリアルな体験記を随時アップしていきます。

前回の記事をまだご覧になってない方はこちらから読めます↓

本能のままに生きるインド人、そして学んだ生き延びる術

前回の記事では、空港から駅に着いた途端、驚きの手口で言葉巧みに騙そうとしてくる詐欺師2人組とのリアルな攻防戦をお伝えしました。

今回はその続きになります。

インドの駅に立った瞬間、私は思わず息を呑みました。人、人、人。押し合いへし合いながら進む人々、列を守らない人の多さ。まるで、野生の人間たちがうじゃうじゃいる動物園に放り込まれたかのようでした。

日本の常識、列に並ぶというマナーはここでは通用しない。前に前に進むのが当たり前で、誰かが横入りしたら「注意する」よりも「じゃあ俺も横入りする」なのです。

まるで周囲の目を気にしていない。

私は最初、どうしても理解不能な状況に困惑しましたし、押され、横入りされるたびに「なんで並ばないんだ!」と心の中で叫びました。しかし、そこで感情的になったら、ただ損をするだけだと気づきます。

インドでは、列を守らないのは文化であり、教育や経済格差の影響で大人になっても世の中のルールを知らない人が多いからだと感じました。これは受け入れるしかない。

なんならスペースがあったら入るのが当たり前で入らないと損するだけ。このような雰囲気を、駅や空港、トイレ等で実際感じることが多くありました。

どこでも寝れるインド人。これは駅のチケット売り場前の写真。室内、屋外問わず地面の上でもお構いなし。

インド人マインドを叩き込む

そこで私は、頭の中で「インド人マインド」を作り始めました。郷に入っては郷に従え。日本人マインドで生きていたら、ここでは埋もれてしまう。列に並ばなくても、それが当たり前の世界だと受け入れること。

そして、自分も前に前に進むためには、どう体を使って横入りされないようにするか。自分の立ち位置を守るか。そして存在感を周囲に示したまま流れと共にどうカウンターまで辿り着けるか、瞬時に判断しなければなりませんでした。

例えば、列に割り込んでくる人にイライラしても意味がない。自分はインド人なんだと体に思い込ませて現地の人と同じように動く。自分を守るための順応力と判断力が、自然と身についた瞬間でした。

今この場で慣れていないのは私だけだと自覚すること。ここで感情的にならず、冷静に状況を読み、行動することが生き延びるコツだと理解しました。


損せず生き延びるためのコツ

この経験から学んだことは、単純だが重要でした。インドでは列を守らないことは文化だと受け入れること。そこにイラつかず、自分もその文化に沿って動くこと。要するに、インド人マインドを身につけることでした。

具体的には、以下のポイントが役立った:

  • 自分の体で壁を作る:誰もが前に行こうとするので、自分の体を使って位置を確保しながら安全に進む。
  • インド人マインドを叩き込む:周りの動きを見て、真似をする。ある程度流れに身を任せて次の行動を決める。
  • 冷静さを保つ:感情的になれば、混乱に巻き込まれる。状況を受け入れ、淡々と対処する。

これらは、単に生き延びるためだけでなく、旅を楽しむ上でも役立ちます。なぜなら、イライラしていては、せっかくの異文化体験も楽しめないから。


実体験からの気づき

列に並ばないこと、前に前に進むことを受け入れると、カオスな状況でも冷静に行動できる。現地の人たちも、誰も怒っていない。だから、自分も合わせるしかありませんでした。

この「郷に入れば郷に従え」の実践は、私に強烈な衝撃を与えましたが、同時に大きな学びにもなりました。日本では列に並ぶのが当たり前ですが、インドでは横入りが当たり前。ここで文句を言うのではなく、インド人になりきることで損せず生き延びられることを学びました。

インドはどこを歩いても人、人、人。

情報の取捨選択と判断力

さらに、この体験で気づいたのは、情報を自分で選別する力の重要性です。誰も教えてくれない世界で、何が正しいか、誰を信じるべきかを瞬時に判断する力が求められます。

インドでは、周囲は助けてくれることもあれば、カモにされることもある。自分の直感と観察力で、正しい判断を下すことが生き延びる鍵となります。


まとめ:インドで生き延びるために

結論として、インドで損せず生き延びるために学んだポイント:

  1. 列に並ばない文化を受け入れる
  2. インド人マインドを身につける
  3. 観察力と判断力で行動する
  4. 感情的にならず、冷静さを保つ

この学びは、単に旅行のテクニックではなく、異文化理解の一歩でもあります。インドの街に立つと、日本の常識は通用せず、すべてが「学び」の場になります。

列に並ばない人々、前に進む人々、そこから読み取る行動原理を理解することで、私たちはカオスな世界でも生き抜く力を得られることを学びました。

次回予告

苦戦しながらもなんとかチケットを買えた私は無事電車に乗り込み、次に向かった先はインド観光の代表都市、ガンジス川や火葬場でも有名なバラナシ

まるでインドを凝縮したようなバラナシでまたもやハプニングの連続でした。度重なる体調不良、大量にいるぼったくりの客引き、リキシャ運転手との言い合い。1人で生き抜いたバラナシでのリアルをお伝えします。

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